カレー、家で作れる最高に美味しいレシピ

僕の職場はたまに食事を作ります。僕の得意料理が…カレーです!おい、カレーかよ!誰でも作れるよ!と思った方、甘いです。甘口です。是非是非このレシピ通りにカレーを作ってみてください。ご家庭によりコンロの火力が違ったりIHであったりすると思いますので、炒める時間などは書きません。大体です。焦がさなければ鍋に入れて煮てる最中に火は通るので大丈夫です。

具材、分量(10人分)

具材に関しては僕の職場の分量で書きますので、それぞれご家庭の事情に合わせて増やすか減らすかお願いします。男の職場で10人分のレシピなので、普通の10人分より多い可能性もあります。

玉ねぎ10玉

人参7本

ニンニク1玉

生姜1個

豚コマ1キロ

ジャガイモ0個

ルー(プレミアムフォン・ド・ボー ディナーカレー 中辛6箱)

以上が具材です。シンプルなカレーになります。

調理行程

玉ねぎは一センチ幅くらいに切って、炒めます。クタクタのきつね色になるまで炒めるのが理想ですが、面倒な方はやらなくても大丈夫です。ある程度炒めて鍋にドボンしてください。

人参は1センチ角に切ります。ここ重要ポイントです。1センチ角に切ってください。小さいから2センチくらいのほうが良くない?と思わずに、1センチ角でお願いします。ある程度炒めたら、鍋にドボンです。固くても大丈夫、煮てるうちに柔らかくなります。

煮物などを作る大き目の鍋に水を入れ、玉ねぎと人参を煮込みながら次の処理をしましょう。

ニンニクをみじん切りにします。これはこの後の豚コマを炒める際に使用し、そのまま豚コマと一緒に鍋に入ります。

生姜は大きめ1つを2mm×2mm×5mmくらいの長方形に切り、10分ほど水にさらします。これも、この後豚コマと一緒に炒め、そのまま鍋に入ります。

豚コマは鍋にしっかり油をしき、鍋から煙が出るまであたためて鍋に油を馴染ませ、炒めます。塩胡椒を振り、ある程度炒めたら先程処理した生姜とニンニクを投入し、更に炒めます。ゴマ油を入れて炒めるのも良い味が付きます。

先に鍋に入れて煮込んでいた人参が箸で潰せるくらいに柔らかくなったら、先程炒めた豚コマを鍋にドボンします。そして煮込みながら灰汁を取ります。僕はいつも30分くらい煮込みながら灰汁を取ります。鍋からは肉と生姜とニンニクのいい匂いがしているはずです。そろそろ玉ねぎはトロトロでしょう。

灰汁とりが終わったらルーを投入しますが、先程の灰汁とりで水の量が減っているかもしれません。その場合は水を足してください。ですがむしろある程度減っているほうがいいです。水が多すぎるとシャバシャバのカレーになってしまいます。ルーを投入し、様子を見ながら少しずつ水を足しましょう。

ルーについて、僕はプレミアムフォン・ド・ボーディナーカレー中辛6箱と記載しています。箱に書いてあるレシピ通り人数だと30人分できてしまいますが、ご安心ください。10人分くらいにしかなりません。また、家で食べるのであれば間違いなくこのプレミアムフォン・ド・ボーディナーカレー中辛が一番美味しいです。これ1種類です。いろいろなルーを入れた方が美味しくなるという意見もありますが、有象無象が力を合わせても所詮はその程度です。最高の1には勝てません。これが一番です。

ルーを投入しているうちに、とろみがついてきます。こっそり味の素を10振りくらい振ります。その後はかき混ぜ続けてください。かき混ぜないとカレーが鍋の底にこびりついて焦げます。焦げたら最悪です。取り返しがつきません。無心でかき混ぜてください。僕はここでも30分くらいかき混ぜ続けます。もう玉ねぎはトロットロか、溶けていることでしょう。様子を見て水を足します。

【禁忌1】このカレーを作るにあたって、してはいけないことがいくつかあります。それはジャガイモを入れることです。ナスやオクラを入れて夏野菜カレーにしても美味しいです。チーズを足してチーズカレーにしても、もちろん美味しいです。トマトを入れるのもキノコを入れるのも美味しいです。しかし、ジャガイモだけは入れないでください。味が濁ります。材料にジャガイモ0個と書いたのはそのためです

【禁忌2】このカレーを作るにあたって、もう1つ禁忌があります。具材を大きく切ることです。肉以外の全ての具材は、1センチ角程度に切ってください。2センチ角は大きすぎます。大きくても1.5センチが限度です。これはかなり重要ポイントです。

以上でカレーのレシピは終わりです。食べてみてください。生姜の辛味がカレー全体に薄っすらあり、塩胡椒とニンニクで味付けされた豚コマ、舌に載せて押したらとろける人参のみ、噛むとシャクっと音がして爽やかな辛味が広がる生姜だけが具材としてあると思います。これが最高に美味しいカレーです。

カレーについて

カレーは何が美味しいのか、カレーとはどんな料理なのか、を追求した結果作られたのがこのカレーです。完全に持論です。異論反論いくらでも認めます。

このカレーを作るに際し考えたのは、カレーとは何か、ということです。何があればカレーなのかを考えたたどり着いた結果は【カレーとはルーである】であり【カレーを食べるとは、ルーを食べること】でした。そのため、このカレーに入っている具材は肉以外は1センチ角以下に切ってあります。つまりルーを食べる邪魔をしないようになっています。その上で変化をつけ食感を楽しむための生姜をアクセントとしています。生姜を噛むと口の中に辛味が広がります、このカレー最高の瞬間の1つです。正直生姜は難しくもあります。水にさらさなければ辛味が強くなりすぎたりもします。その分上手く使えれば最強の薬味です。是非是非この通りにカレーを作ってみてください。隠し味でケチャップとか牛乳とかウスターソースを入れるレシピを書く人がいますが、必要ありません。隠し味は味の素とゴマ油で十分です。それ以上はカレーの味を濁らせます。「このレシピで作ったけどクソマズだったぞ」という方いましたら連絡ください、僕が作りに行きます。(近場に限る)

以上、家で作れる最高に美味しいカレーについてでした。それでは。

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