あした出逢った少女【感想】

ゲーム

あした出逢った少女クリアしました。僕の好きなシナリオライターであるくれ呉が2003年に作った作品ですネタバレ全開で行きますので、これからプレイするという兄貴はご注意ください。

この作品はかなり昔の作品なのですがさすが呉というような、謎が謎を呼ぶ展開で途中までは混乱して何が起こっているのかわかっていませんでした。おそらく皆さんもこうなると思います。まず現在の話と過去の話が交互に繰替に起きていることが最初はよくわからりませんでした。途中からこの交互に起こっている過去という時間軸がかなり昔であるということに気づきます。現在の時間軸から数時間前を思い起こしているというようなレベルではなく数年単位もしかするともっと大きな時間軸のズレがあるということに気づくのですが、そこでまた疑問が出てきます。この時間軸のずれが過去というものが数日数ヶ月ではなく数十年単位のものであるとしたらヒロイン四人の外見が全く変わっていないことの説明がつきません。しかし過去と現在ではヒロインの友人関係に違いがあるなど別に説明のつかないことが多くありました。またゲームを進めていくと現在の時間軸からして数十年前の出来事ということで過去の今起きている事件登場人物などが現れ始めますここでこの過去というのは数日数ヶ月ではなく数十年単位のことなんだと確信しますがヒロインの外見が全く変わっていないことの謎については全くわかりません、ここについては最後まで触れられない箇所なので知ることができるのは最後の最後です。

話の全体の流れとしては過去に起こった事件が現在の時間軸で繰り返し起こっていて、それを主人公が食い止めるというようなものです。しかしここでも謎があり、途中途中誰かわからない人物の独白が差し込まれますこれが謎を深める要因のひとつでした。この手のゲームだとこういった独白は主人公の心の声のようなものでしたが現在の時間軸で進んでいる自分は事件を起こしていませんこれは明確になっています。そうこうしている間にヒロインは狙われていきます。まず三女が殺され次に四女、次に長女となります家族がどんどん少なくなっていきます。ここはプレイしていてとても辛いものがありました明るい性格の下の子たちから殺されていったため、家の中は火が消えたような状態になってしまいます。なお過去にヒロインが殺されていった場面で現代の主人公がヒロインを助けるとそのヒロインのルートとなりエンディングになります。今のゲームとは違い全てのヒロインのルートを見た後でなければトゥルーエンドに行けないというようなことはなく、選択肢を進めていくとそのまま最後のルートに入れます、シナリオの本筋的にはメインヒロインは次女であり、ヒロインを一人も助けないままトゥルーエンドを見ることも可能です。

このメインヒロインの次女が全ての謎の答えを持っています。これをシナリオに沿って全部書き出すと明日の朝までかかってしまうので、さっとネタバレ個所を箇条書きしていきます。

過去の冬香は現在の冬香の母、4姉妹のうち早苗倫美里はクローン技術で作り出された人間、過去主人公は早苗倫美里を殺しておりそれを受け入れられなかった冬香(あやめ)はこの事件を「正しく」終わらせるために過去と同じような現在を作り出して自殺した、主人公は日本軍の実験体であり過去の時間軸から年をとっていない、現在の伯父さんはただの替え玉、理香は主人公の妹の子供、水穂と文通している画家というのは薫、水穂の母の本当の娘は理香、現在の冬香は最後に水穂に刺されて死ぬ。

ざっと書き出しただけでもこれだけあります、これでも内容の10分の1くらいです。かなり古い作品ですし、最後が超展開というか、そんな感じですが、シナリオライター呉の渾身の1作です。普通に面白いのでお勧めです。最後に点数を付けて行こうと思います。古い作品なので、点数低めになってしまうのは申し訳ありません。

ゲーム全体の総合評価(10段階)としては

キャラクター  

シナリオ    8

音楽      4

立ち絵     

一枚絵     

総合評価    

という感じになります。

ではまた。

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