サクラノモリ✟ドリーマーズ【感想】

ゲーム

サクラノモリ✟ドリーマーズ、クリアしました!登場人物紹介+ネタバレで行きますので、これからプレイするという兄貴はご注意ください!

僕の大好きなシナリオライターである呉が作ったゲームなので、期待して買いました。ほぼ期待通りの作品だったと思います。しかし、ストーリーがストーリーなので仕方ないのですが、暗い…。では、ストーリー紹介から行きたいと思います。

主人公の吹上慎司は幼馴染で恋人の秋津まどかを何者かに殺され、その犯人を探し出すことを生きる希望としていました。そんな中、ある出来事がきっかけで悪霊のようなものが見える体質となります。それは自分だけしか見えないものと思っていましたが、自分以外にもそれが見える人間がいることを知ります。クラスメイトの桐遠暮羽、この女の子は『サクラノモリ✟ドリーマーズ』という団体で、悪霊(正確には悪霊に取りつかれた人間の精神)を退治していました。その活動に主人公も加わっていくことになります。

主人公の目的は最初から最後まで明確です。恋人である秋津まどかを殺した人間を、探し出し、殺す。それだけを生きがいにしています。基本的には復讐劇です。では登場人物紹介から行きます。

吹上慎司

真ん中の男の子です。この物語の主人公ですね。いたって普通の青年です。秋津まどかの復讐を糧に生きています。一時期精神的にヤバい状態になっていますが、それは軽く触れられる程度です。ゲーム内では基本的に常識人です。僕はまともな感覚を持った主人公が好きなので、ポイント高いです。やるときはやる男。

秋津まどか

主人公の幼馴染にして恋人、ですが序章で何者かに殺されてしまいます。THE・いい子!めっちゃ、いい子です。そしてこの私服が可愛い!リボンも可愛い!ロードバイクに乗るときのユニフォームも可愛い!満点です!いや本当に、このゲームでこの子が一番可愛いんですよね、圧倒的に。主人公を常に支え続けてくれます。最初から最後まで主人公の味方です。

桐遠暮羽

サクラノモリドリーマーズのリーダー格である、クラスメイトの女の子です。いい子です。この子との出会いをきっかけに、慎司は悪霊との戦いに身を投じることになります。近接戦闘はお任せの前衛職です。でも、あんまり活躍しなかったような…、主人公有能だから、仕方ないね!

閑宮真幌

慎司や暮羽の1学年上の先輩です。夢と現実を繋ぐ能力があり、真幌先輩がいなければサクラノモリドリーマーズは活動できません。ある意味超重要人物です。可愛くていい子です。全人類が大好きな『優しいお姉さん』です。もちろん僕も大好きです。甘えたい。

衿坂美冬

慎司や暮羽と同学年の元サクラノモリドリーマーズの一員です。別けあって現在は袂を分かっていますが、敵対しているわけではありません。ゲーム序盤ではそっけない感じですが、すぐにデレデレになります。スーパーちょろいです。可愛い、そしていい子です。このゲームいい子しかいねえんか?美術部の部員であり、白衣を着て絵を描いたりもしています。このゲームの女の子、私服も可愛いんですよね。私服の趣味がヤバい!と言われた某樋上い〇る先生とは違いますね!(ちな僕は、樋上い〇る大好きです)

吹上初音

慎司の従妹です。主人公は妹のように大事にしています。先に紹介した3人に比べて大人しいため、目立たなくなりがちであったり、悩みが多く少し暗い印象があったりです。ただ、弱いわけではなく慎司のためを思い強く出ることもあります。可愛いのですが、なんだか疲れそうな性格をしているので、作中での印象は正直そこまでよくはありませんでした。結婚したら家から出られなさそう。僕には耐えられないですね…。いい子なんですが、何となく暗い面が強調されがちなので、ヒロインの中でいいスパイスになっています。みんないい子過ぎるんだよ!この子が普通だ!

他にも、親友の年上プータロー八束秀典や、そのプータローの面倒を見ている探偵のおっさん五郎田忠雄、ヤバい料理人、ヤバい教師、ヤバい学生達など、いろいろなキャラクターができてますが、特に探偵のおっさんはいい味出しています。こういう人、憧れますね。僕くらい社会不適合者になると、社会不適合者っぽく見えても逞しく生きている人(探偵のおっさんは実際は全然社会不適合者ではないと思います、普通に有能です)がすごく魅力的に見えます。自分が許される気がするんですよね。まあまあ自分が足りはこの辺にしておいて、こういった魅力的なキャラクターがいます。シナリオの大筋は前述した通りの復讐劇になります。BGMはこれと言って印象に残ったものはなかったのですが、五郎田&秀典のテーマとも言える『tired man』は雰囲気に合っていて、好きです。これが流れてるシーンだいたい好きです。けだるいような、勤務時間があと10分だけど残務がまだあるような、そんな雰囲気があります。

ここから先ネタバレ

この物語の終着点は、まどかを殺した犯人を探し出し、殺すことになります。主人公はサクラノモリドリーマーズの活動をしていれば、殺人犯と対峙することになり、いつかは犯人にたどり着くと考えました。物語の中盤で犯人の候補が浮かび上がります、ヤバい教師です。まどかは殺されたときの記憶を持っていて、顔はわからないのですが犯人の特徴的な笑い方を覚えていました。泣きながら笑うような、笑い方。この手がかりから、教師について調べますが、教師は犯人ではありませんでした。その後、真犯人が明らかになります。真犯人は慎司の親友の年上プータロー八束秀典でした。これが判明する場面、結構驚きました。それまで慎司と親しく、味方であると思っていた秀典が一瞬で汚く醜い『敵』に見えてきたからです。無害な芋虫だと思っていたものが、猛毒を持つ害虫であると判明した感覚です。これは是非体験してもらいたいです。秀典がなぜまどかを殺したのか、慎司に執着するのかは説明するとめっちゃ長くなるので省きますが、難しいです。

以上がネタバレ部分となります、ゲーム部分の100分の1くらいしか説明できていないので、興味がありましたら是非購入してプレイして見てください。

ゲーム全体の総合評価(10段階)としては

キャラクター  6

シナリオ    6

音楽      3

立ち絵     

一枚絵     

総合評価    

という感じになります。めっちゃ久しぶりの更新になりましたが、さぼらずにやって行こうと思います。ではまた。

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