9-nine‐の2章、そらいろそらうたそらのおとクリアしたので感想書いていきます!前回登場人物の紹介などしているので、さらっと感想&印象の変わった人物のことを書いていきます。ネタバレ全開で行きますので、まだプレイしていないかたやネタバレが嫌な方はブラウザバックお願いします。ではいきましょう、まずは印象の変わった人物から。
結城 希亜 この子は2章でかなり印象が変わりました、1章ではそこまで絡みが多くなかったということもあり、前回の感想で人物紹介を書いた際は『性格きつそうな感じがする女の子』と書いたのですが、間違いでした。めっちゃ面白いです、この子。特に、敵幹部?の『司令官』という男との会話は最高でした。二人以外は( ゚д゚)ポカーンみたいな状態です。よくわからないオリジナル設定な単語が飛び交う様子を主人公は『お互いの空想ワードをぶつけ合って奇跡的に会話が成立している』と評します。そうです、希亜ちゃんは中2病な子でした。このあたりから、希亜ちゃんがギャグキャラとして確立していきます。こんなことになるなんて、全く想像してなかった…。というか、敵幹部もこのノリというのが更に想像の範疇外で、驚かされました。よかったですねー、希亜ちゃん。こんな感じで章が進むごとにキャラクターが深掘りされていくのも面白いですね。
香坂 春風 この子もだいぶ印象が変わりました。1章をやっていたときは、能力をこちらに使ってきたりで危険人物という感じが強かったのですが、2章では1章よりも好意的な態度をとってきています。主人格との交流も増え、別人格もそれに引っ張られているような雰囲気でした。捕らわれた天を庇ったり機転を利かせて主人公を助けたり、別人格も悪い人間ではないようです。そして交流が増えたと言いましたが、主人格、コミュ障すぎるでしょう!もっとでかい声でハキハキ喋ってくれよ!と思った兄貴は…、僕だけじゃない…、ですよね?原因ありのことなので強くは言えませんが、早く心を開いてほしいです。僕は普通に会話がしたいです。避けられるのも怖がられるのも好きじゃないです。みんな仲良しがいいじゃん!ってなります。この子の話は3章なので、これからに期待します。
【感想】
2章をクリアした感想ですが、率直に面白かったです!1章が割とあっさりと終わってしまったので、どうなのかな、面白いのかな、と思いながら2章を進めましたが、面白くなってきたー!という感じです。面白さの理由がいくつかありますが、まず一つに、まず敵が見えてきたこと。香坂先輩はあの雰囲気なら敵ではないと思いますので、今回出てきた2人、『司令官』と『ゴースト』ですね。アーティファクトユーザーの理想郷を作るために、暗躍している組織と、それを止める主人公たちという構図は非常にわかりやすかったです。主人公の『一番許せないのは、俺の大事な妹を怯えさせたこと』という動機付けもよかったです。この時完全に主人公と同じ気持ちになっていました。(天をこんなに不安がらせやがって、〇す)という自分の内なる声を主人公が代弁してくれたようでした。もう一つは、キャラクターが見えてきたことです。1章であまり絡みのなかったキャラクターがどんどん話に入って来るようになって、そこが良かったです。みんなが仲良さそうに交流しているのは見ていて楽しいです。さらに言うと、1章よりも登場人物が増え人間関係が増え交流が増えたことにより、キャラクターの動き的に先の読めない展開になってきたことも面白さの要因だと思います。シナリオの話になりますと、正直キャッチコピーと天の能力でどんな話になるかは薄々予想はできていました。この系統の話はKeyで鍛えられているので、泣きはしなかったのですが、うるっときました。ティッシュで目を擦るくらい目に涙が溜まりました。それと、天が可愛かったです。自分に甘えてくる妹が可愛くないわけがない。翔への呼び方が『にぃに』から『お兄ちゃん』に変わったあたりで、ヤバいことが起きている感はあったのですが、昔のように甘えるようになった妹が可愛すぎて、天のことを忘れたくなくて、2重の意味でずっと抱きしめていたかったです。僕は最初バッドエンドに入ってしまったのですが、正直納得いかないところもあります、ありますが、仕方ないのですかね…。素晴らしき日々でざくろが自殺する世界線でしか羽咲は救われないように、何かを犠牲にしなければ手に入らないものもあるのかもしれません。でも、エロゲでしょ?妹と添い遂げる未来があってもいいじゃないか!というのが、僕の気持ちです。もっと天といちゃいちゃさせてくれ!天と手錠で繋がれたように生活したいんだ!という魂の叫びは、選択肢の前には無力でした。
すみません、後半は愚痴のようになってしまいましたが、面白かったです。ただ、このゲーム本当にもったいないと思うところがありまして、それは『共通ルート』という概念が無いことです。章ごとにわかれてはいますが、その章の中では実質1本道です。これですと、選択肢によって大きく世界が変化していった、という感覚が薄いです。もし最初から全ての章が入った共通ルートありの、他のゲームのような形態で発売されていたら、同じゴールに向かっているにも関わらず選択肢によって展開が全く違う楽しさで、本当に天下を取っていたと思います。本当にそれだけがもったいないです。
次は3章をやっていこうと思います。このゲーム章が進めば進むほど面白くなるという噂をツイッターで見かけるので、本当に楽しみです。
ではまた。
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