9−nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと【感想】

ゲーム

9−nine−4章終わりました!感想書いていきます!最高でした!本当に良かったです。そして、泣きました。僕は人が死ぬシーンは何故か泣けなくて、CLANNADも渚が死ぬシーンでは泣きませんでした(それ以外のシーンでは一生分泣いているのに、不思議)が4章は泣きました。あのシーンの希亜と翔の気持ちを思うと泣きそうになります。

いつも通り、まずは印象の変わった人物を語り、その後感想といきます。今回の人物はもちろん希亜です。

結城希亜 希亜、可愛くなりました。1章の頃のツンツンした希亜はもうどこにもいません。妹の事故のことを知り、なぜ常に『正しく』あろうとするのか、それが判明します。自分が痛い言動をしていることを自覚しているのも、驚きでした。全部わかっていてやっていたんだな…と。4章をやって、4章までの3人の中では(天は兄妹なので除く)希亜が1番翔と絆が強かったのではないかと思います。もちろん、あのシーンを見せられたからかもしれませんが。

【感想】最初に書きましたが、最高でした。最初から展開も進め方も予想外すぎて、驚きっぱなしでした。オーバーロードの能力、枝を俯瞰して見られる画面ですが「えっ?ええっ??」ってなりました。

毎回毎回全く別の展開で驚かせてくれます。素直に驚いて感動している自分もチョロいなーと思いますが…。そこからの展開も、凄まじかったです。フェイクのエンディングにも騙されました。なんか釈然としない感じだったけど、その辺は新章で明かされるのかな?なんて思ってたら、あれですよ。そしてその後の与一との対峙、そこでのあのシーンです。泣きました。翔の『少しだけ、待ってくれ』からの希亜の「行って」で泣いて、その後の「また私を迎えに来てね」で更に泣きました。ゲームをしていると、命の価値はどんどん軽くなっていきます。何度でもやり直せるから、当然です。与一が仲間を殺し始めたときに僕は『またやり直さないと』と思いました。しかし翔には、まだ息のある『この希亜』を置いていくことができませんでした。本当に衝撃を受けました。あの時の翔の『待ってくれ』はモノローグです。あのモノローグはソフィに対する心の中の返事ではなく、諦めてオーバーロードの能力を使おうとしている僕らに投げかけられていたのだと思います。ここまでの9−nine−全てを通して僕が1番好きなシーンです。

そこからの『無限に続く戦いの決着は、相手の心を折ることでしたつかない』という展開は本当に精神が辛かったです。目の前でイーリスや与一に殺されるシーンは何度もありましたが、ナインボールに希亜がいない、都も来ない、というシーンが最高に辛かったです。なんで今回に限っていつもと違うんだ、どうすればいいんだ、という思いでいっぱいでした。もう与一の邪魔はしない、だからみんなの命だけは助けてくれ、と本気で思いました。翔と一緒にプレイヤーである僕も与一に敗北しました。シナリオライター凄すぎないですかね?無限に続く地獄で翔が希亜の遺体に寄り添っているシーン、そこからの逆襲、何もかも熱すぎて、上手く説明できません。別の枝から仲間を呼んだことの説明とか、もう一回よく読み込まないと理解できない(一回で理解した人いますか?)です。

とにかく、絶望感がすごかったです。基本的に敵陣営強すぎるんだよなぁ…。最初仲間の能力を知ったときは、なんだこのチート集団負けるほうが難しいぜヒャッホウ!と思っていましたが、敵はそれを3周くらい上回る化け物でしたね…。残すはラストの新章となります。いよいよ9−nine−の世界ともお別れになるかと思うと寂しいですが、気合い入れて行こうと思います。

それでは。

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