鬼がくる。【ネタバレ感想 凛々ルート】

ゲーム

鬼がくる。凛々ルートをクリアしました。

いいですねー、凛々。好きです。いや、この世に凛々が嫌いな兄貴なんて存在しないと思います。

このルートでも、話の肝になってくるのはやはり陽人の優柔不断さでしたね…。まあ、これは予想できたことでした。凛々を選ぶということは、晴子をよりも凛々を優先させることですからね。凛々ルートの晴子はちょっと、割と酷すぎて、まあ仕方ないといえば仕方ないのですが、ちょいとうーん、という所が多々ありました。物語開始時点で晴子の望みを叶えた陽人がその問題に当たるのは当然のことでしたし、それを切り出すのも晴子であることは予想できたことでもあるんですけどね。

凛々ルートは晴子ルートよりも良くできていたと思います。陽人、凛々、そして晴子に精神的な成長があり、丸く収めるためにはこれしかない、という結末に落ち着いています。おそらく、誰もが納得の結末です。凛々が一番大人でしたね。凛々が譲歩することで主人公は大切な人を失うことなく、晴子は壊れることなく、一番美味しい形(ハーレムエンド)で物語が終わります。

凛々ルートのここがいい!

まず、凛々が可愛いです。自分のために頑張ってくれる女の子、こんな女の子がいてくれたらな~と本当に思います。もしこれを読んでくださっている姉貴がいたら連絡ください、彼女募集中です。

あまり話が暗くならない!これは凛々のおかげ?なのですが、陽人と晴子の関係を晴子に明かされて、それを聞いた凛々は走り去ってしまいます。そこから3時間ほど、凛々と気まずい関係が…。などということもなく、割とすぐに仲直りします。よかったです。人に嫌われると心が痛くて、ゲームでも辛いので。

ここから本当にネタバレというか、やろうとしている人には見ないでほしい個所について書きます。

一番衝撃を受けたのは、教室での晴子の場面ですね。悲しいを通り越して、辛かったです。あんなに明るくて、いつも楽しい晴子が陽人のいない場所では無表情で誰とも話さず、誰とも挨拶すらしない、なんて思いもしませんでした。主人公がいない場所でのヒロインの行動って謎なところがあったりしますが、普通の生活を送っていると思うじゃないですか。一枚絵もすごいです『無表情の晴子』を全力で書いていることが伝わってきます。このゲームで一番胸に刺さった場面でした。

こんなの見せられたら、ずっと晴子のそばにいてあげないとって思っちゃうじゃないですか…。

これで晴子ルート、凛々ルートが終わりましたので、ラスト(多分)の虚姫ルートに入ろうと思います。ゲーム紹介のときも書きましたが、このゲーム綺麗ですね。全体的に丁寧に作られている感じがします。おそらく虚姫ルートは信仰心を取り戻す話になると思います。明るくて楽しい雰囲気のゲームなので、最後の最後で死人とか出さないでほしいです(切実な祈り)。

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